年金の教室―負担を分配する時代へ
高山 憲之
PHP研究所 刊
発売日 2000-01
いわゆる「消費税による税方式化」論のはしり 2004-05-11
公的年金制度改革を巡る議論がつとに喧しいが、改革案の一つとして必ず挙げられる「年金目的消費税による全額税方式化への移行」案を大々的に唱えたのはおそらく本書が最初であろう。同様の案を掲げる評論家・政治家・政党は、多かれ少なかれ本書の影響を受けていると言っても過言ではない。また、とかく難解とされる年金制度の意義および欠点を、著者独自の視点から流暢に解説している点も秀逸で、年金関連本としては当時異例の売上を記録した。
余談だが、刊行当初、社労士試験の問題の一部が本書が元ネタになったという噂が駆け巡り、多くの社労士受験生が本書を買いに走った事象が個人的には印象深い。もっとも、出題されてから読んだところで時既に遅しだが(汗)。
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