2006年08月

2006年08月30日

先進5か国の年金改革と日本 |清家 篤 /府川 哲夫


先進5か国の年金改革と日本
清家 篤 /府川 哲夫
丸善プラネット 刊
発売日 2005-04





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年金の誤解―無責任な年金批判を斬る |堀 勝洋


年金の誤解―無責任な年金批判を斬る
堀 勝洋
東洋経済新報社 刊
発売日 2005-02




正統的・体制的ゆえに耳目を集めきれなかった悲劇の書 2007-05-16
社会保障審議会の委員を務める大学教授が、無責任かつ扇動的な年金批判に反論するべく、満を持して世に問うた渾身の一冊!

──となる筈だったが、その教科書的な面白みの無い文体が災いしてか、残念ながら、センセーショナルな年金報道に躍らされた一般市民の誤解を解くには至らず。それどころか、体制賛美的な姿勢と元厚生官僚という経歴を逆手に取られ、すっかり「御用学者の戯言」というレッテルを貼られてしまった悲劇の書(汗)。議論が盛り上がる法案審議時に刊行しなかったのがそもそもの敗因か。

とはいえ、無責任かつ扇動的な年金批判への反論はおおむね正鵠を射ており、2004年改正の意義と考え方を知る上では良い教科書である。前回改正から時を置いた今こそ、冷静になって本書を紐解いてみると、新たな知啓が得られることだろう。なお各論に関する個人的見解は以下の通り。



・賦課方式と積立方式を混同した財政比較は無意味との指摘は、至極ごもっとも。だからといって「賦課方式に財政検証は不要」と言い切るのは暴論だが。

・年金制度は"政治的に"崩壊させられないとの指摘は、確かにその通り。

・「労使折半で保険料はお得」との指摘には何故か批判が多いが、仮に事業主負担が廃止されても、企業がその分を給与に上乗せしてくれるとは到底思えない。

 徴収システムとして考えると、労使折半は秀逸な制度ではないか。お得との指摘はあながち的外れではない。

・「マクロ経済スライドは公的年金のインフレヘッジ機能を損う」等といった、2004年改正の問題点についても触れて欲しかった。

 


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年金2008年問題―市場を歪める巨大資金 |玉木 伸介


年金2008年問題―市場を歪める巨大資金
玉木 伸介
日本経済新聞社 刊
発売日 2004-08




公的年金の積立金と運用を論じる。海外事例が豊富で興味深い。 2005-01-08
 公的年金の資金は約150兆あるが、2008年になると財投での運用がなくなり、財投債と市場運用になる。本書は2008年を見据えて公的年金が積立金を持つ意義および公的年金の運用について海外との比較を行いながら論じたものである。米国・カナダ・アイルランドの考え方がわかる。例えば米国ではグリーンスパンの反対があって公的年金での株式運用は行われていない。
 日本では平成16年の法改正によって公的年金の財政の考え方が永久均衡方式から有限均衡方式に変更されたため公的年金の運用資産が将来は大幅に減るのだが、この点に触れていない点が惜しい。


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オレの老後をどうしてくれる! |浅井 隆

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年金分割の考え方と実務

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図解わかる年金 2007-2008年版―国民年金厚生年金保険共済組合 (2007) |中尾 幸村 /中尾 孝子

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年金運用と債券投資戦略―ALMの新潮流 |三井アセット信託銀行年金運用研究会 /米沢 康博


年金運用と債券投資戦略―ALMの新潮流
三井アセット信託銀行年金運用研究会 /米沢 康博
東洋経済新報社 刊
発売日 2003-09




ディテールがおもしろい債券運用の本 2003-12-19
 退職給付会計の導入によって、年金ALMは新しい局面を向かえ資産・負債の金利リスクを総合的にどう抑制するかが大きな課題となっている。その手段として債券運用は理論的・実務的に重要度を増している。しかるに、年金資産運用における債券運用は金太郎飴のようにNRI−BPIを目標とすることが主流となっている。
 本書は負債を踏まえて、債券運用について理論と実務の観点から再検討を加えたものである。債券のリターン・モデルはシンプルなものを使用しており、数理ファイナンス的には比較的単純な道具建てによっている。しかし、本書の特徴は理論的な格調を失わずに実務的なディテールにこだわっているところにある。例えば負債サイドを考慮したベンチマーク(P.41),長期債の取引コスト(P.57)、積立不足がある場合のサープラス・アプローチ(P.132)である。特に会計上の債務であるPBOのデュアレーション・コンヴェクシティーを計算して、会社の人員構成や制度内容により大きく異なり、従業員の平均残存勤務期間だけでは決まらないことを実証しているところ(P.83)は示唆に富む。


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〈マンガ〉年金入門―知ってトクする年金のしくみ |唐沢 俊一 /鹿野 景子

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団塊を襲う年金危機―900万人がいま備えるべきこと |田中 章二

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新しい「年金」まるわかり・早わかり 2007~2008年版―どうなる?どうする?-あなたの疑問に答える!! (2007) |田中 章二

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